2022年2月10日

【2021年】川和高校×オリジン 「食の多様性」に対応したお弁当開発をオリジン東秀がサポート

2021年12月22日(水) 神奈川県立川和高校で、当校1年生を対象に「食について差別や偏見のない世界=食の多様性」および「SDGs」をテーマとしたお弁当を開発し英語で提案する、というプロジェクト型学習が実施され、当社は、提案されるお弁当の中からベスト商品を選ぶ審査員として参加いたしました。
※この日は、1年生全員(約300名)が体育館に集まり、各クラス代表全8チームが英語でプレゼンテーションを行いました。

◆お弁当の開発条件と発表方法
①「五味五色の食材」を使って「五法の料理法」で調理するという和食の伝統を守る。
②「ヴィーガン」「ハラル」「アレルギー」等に対応し、様々な方に喜んで食べてもらえるお弁当を開発する。
③環境に配慮したパッケージの使用や雇用創出・地域経済発展等、SDGsの達成に貢献できる提案をする。
④「開発商品やそのコンセプトを世界に向けて発信し、世界中の人々の食生活を豊かにしたい」という願いのもと、英語でプレゼンテーションを行う。

◆ベスト商品は1年7組の代表チームが発表した「spring dream bento」
このお弁当は、食物アレルギーのある方にも美味しく食べていただけるようにと考案されました。春が旬の食材をふんだんに使い、調理方法・彩り・おかずのバランスが整っているところが審査員から好評でした。
当社はその栄誉をたたえ、実際にそのお弁当を制作し、考案した生徒さんたちにも食べていただきました。その体験を経て、今後もSDGsの探究を深めていただけると嬉しいです。
※授業の様子は、ケーブルテレビ iTSCOM(イッツコム)の「ウド様おねが~い!!」で2月12日に放送されました。
<関連リンク>
放送の視聴はこちらから

<生徒さんたちからの感想>
◇このBentoプロジェクトを通して、食の多様性やSDGsについて真剣に考えることができた。
◇みんなで話し合って意見交換したり、自分たちの考えたアイデアを形にしたりするって楽しい。
◇食の悩みを解決するために自分には何ができるのか、といった視点で食生活や物作りを捉えることができ、勉強になった。
◇お弁当づくりのプロの方から開発についての講話をいただき、1つの弁当を作るのに食材選びから物流まで、様々な要素を考慮する必要があることを知り、大変興味深かった。普段何気なく食べているお弁当への感謝の気持ちが余計にわいた。
◇今回は食の観点からSDGsを捉えたが、日頃からSDGsの観点で物事を捉えて、自分には何ができるか考えていきたい。
◇英語での発表に取り組んだことで、様々な語彙を学ぶことができ、表現力の伸びた気がする。
◇企業の方に見ていただくという緊張感の中、大変だったけどより良い弁当企画・発表を目指すことができ、有意義な経験となった。

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