
地域いちばんを目指すスーパーと、地域の人々にとって最高の存在になりたい私たちがタッグを組みました。グループ企業同士の新しいコラボレーションが、東京の片隅で静かに走り出したのは2010年のことです。すでにイオンでは、店内のテナントとして、オリジン弁当が出店するケースはありました。今回は、イオンの中でもデリカ(惣菜)コーナーの一角に、私たちの商品がすずなりで並ぶという試みです。お客様は、容器に貼られたラベルを見るまで、私たちの商品であることは気付かないでしょう。
通常の店舗がホームグラウンドだとしたら、ここはビジター。いままでにないロケーションのもと、私たちとしては、次なる可能性を探る新規事業の立ち上げでもあります。そんな重要な拠点を、入社5年目の私が任されています。実は、入社した年の10月から、当時の新規事業だったイオン内テナント出店のプロジェクトに参加。それ以来、いままでになかった店舗をつくり、運営することが私のミッションでした。そうした流れから、今回の話をいただいたわけですが、この仕事は自分にとっても前代未聞の連続でした。
まず、デリカコーナーに並ぶ、私たちの惣菜と弁当をつくるのは、イオンのパートさんであるということ。そのパートさんのトレーニングをするのが、自分の役割。オリジンの流儀、おいしい商品づくりをしっかりと教え込むこと。それだけでなく、デリカコーナー全体の売上を向上させるべく、イオン店内の経営会議などにも参加する。パートさんの育成には一定の期限を設ける。商品のレベルが安定した頃合いを見て、役割は終了。別の店舗に異動して、次なるデリカコーナーづくりに取り組む…。2011年度から先、イオン×オリジンのデリカ戦略は加速していく予定です。私の毎日もどんどん密度が濃くなっていくでしょう。もっとたくさんのお客様に、「最高のふつう」を知っていただくために。これからのオリジンの柱と成り得る事業を、自分たちの手で築くために。